2014年6月9日月曜日

京都大学病院とブータン王立医科大学との医学交流

2013年10月29日、
京都大学病院とブータン王立医科大学、そしてブータン政府保健省が
三者覚書を結びました。
ブータン王立医科大学として、外国の大学と覚書を結ぶのは、
これが初めてになります。

この覚書のもと、現在京都大学病院から、外科、内科等の専門医、
そして看護師等からなる訪問団が、3ヶ月毎に私の働く
Jigme Dorji Wangchuck National Referral Hospitalを訪れ、
ブータン人医師、看護師達とともに、患者さんの診療にあたっています。

緻密な日本の医療の最先端から、
衛生状態や地理的状況、医療システム等、
様々な面で異なる環境に身を置いてみると、
同じ医療現場でありながら、
また違った景色が見えてきます。

今年から、ブータン王立医科大学では、
専門医を育てる卒後研修プログラムが開始される予定です。

ブータンの医療界の未来を担う医師育成に、
日本の医師や看護師らが、何らかの役割を果たせればと思います。






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